趣味ブログ｜釣り・DIY・カメラの始め方・道具選び・楽しみ方

「エサも仕掛けも完璧なのに、なぜか釣れない…」 「釣りって、やっぱり運まかせなのかな？」 釣りは、ただ道具を揃えれば釣れるというものではありません。そこには、魚の習性を理解し、彼らが今どこにいて、何を考えているのかを想像する**「魚の気持ち」**が重要になります。 今回は、釣り初心者のあなたが「釣れない…」という壁を乗り越えるために、 魚の習性 について知っておくべき基本的なことを、わかりやすく解説していきます。 1. 魚の行動は「水温」と「光」に左右される 魚は人間と違い、自分で体温を調整できません。そのため、周りの環境、特に 水温と光 に大きく影響を受けながら生きています。 水温 適水温を探す ：魚は、自分にとって快適な水温の場所を探して移動します。 夏は、深くて水温が低い場所や、影になっている場所（橋の下など）に集まることが多いです。 冬は、太陽の光が当たりやすい浅場や、水温が安定している深場にいます。 釣りのヒント ：夏場は朝夕の涼しい時間帯、冬場は日中の暖かい時間帯が狙い目です。 光 光を避ける習性 ：多くの魚は、強い光を嫌います。 日中は、岩陰やテトラポットの影、海藻の中など、身を隠せる場所に潜んでいることが多いです。 曇りの日や雨の日、そして夜は、警戒心が薄れるため、浅場に出てきて活発にエサを探します。 釣りのヒント ：晴れた日は影になっている場所、夜釣りでは常夜灯（じょうやとう）の下などが狙い目です。 2. 「食い気」は潮の流れと時間帯がカギ 魚は常にエサを食べているわけではありません。彼らが活発にエサを探す**「捕食の時間」**を見つけることが、釣果を大きく左右します。 潮の流れ ：潮が動いている時間帯は、エサとなるプランクトンや小魚が活発に動き、魚の食い気が高まります。特に、潮が満ちる 上げ潮 や、引いていく 下げ潮 のタイミングは、魚が最も活発に動くと言われています。 時間帯 ：一般的に、魚は朝夕のまずめ時（マヅメ）と呼ばれる時間帯に活発に動きます。 朝まずめ ：夜が明け始める時間帯 夕まずめ ：日が暮れ始める時間帯 釣りのヒント ：釣りに行く前には、必ず潮見表や天気予報を確認しておきましょう。 3. 魚は「音」と「動き」に敏感！ 魚は水中でも、音や振動を敏感に感じ取ります。 音の伝わり方 ：水中では、空気中よりも音が速く、遠くまで伝わります。...

「ルアーやエサは完璧なのに、なぜか釣れない…」 「自分で仕掛けを作ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」 釣果を左右する要素はたくさんありますが、その中でも特に重要なのが**「仕掛け」**です。市販の仕掛けも便利ですが、自分で作ることで、その日の状況や狙う魚に合わせて、より繊細な調整ができるようになります。 今回は、 釣果アップに直結する仕掛けの作り方 について、初心者の方でも理解できるよう、基本から丁寧に解説していきます。 なぜ自分で仕掛けを作るのが良いの？ 自分で仕掛けを作るのには、こんなメリットがあります。 釣果が格段にアップする ：市販品では再現できない、その日の天候や潮の流れに合わせた最適な仕掛けを作ることができます。 トラブルを解決できる ：根がかりなどのトラブルが起きたとき、自分で直せるようになるので、釣りの時間を無駄にしません。 釣りの楽しさが倍増する ：自分で作った仕掛けで魚が釣れたときの喜びは、何物にも代えがたいものです。 釣果アップ！基本の仕掛けの作り方 今回は、どんな釣りにも応用できる、シンプルな**「胴突き仕掛け」**の作り方をご紹介します。この基本をマスターすれば、他の仕掛け作りにも挑戦できるようになります。 準備するもの 道糸（みちいと） ：リールに巻かれているメインの糸です。 ハリス ：針を結ぶための糸。道糸よりも細いものを選びましょう。 サルカン（スイベル） ：糸と糸を結ぶための金具。 オモリ ：仕掛けを沈めるためのものです。 釣り針 ：狙う魚の大きさに合わせて選びます。 ビーズやヨリモドシ ：仕掛けをより機能的にするための小物です。 ステップ1：道糸とサルカンを結ぶ まずは、道糸とサルカンを結びます。ここでは、強度が高く、結びやすい**「ユニノット」**がおすすめです。 道糸の先端をサルカンの輪に通し、道糸と二重になるように重ねます。 重ねた糸の先端を、道糸に数回巻きつけます。 巻きつけた先端を、最初に作った輪っかに通し、ゆっくりと締め込みます。 ポイント ：強く締めすぎると糸が弱くなるので、ゆっくりと均等な力で締めましょう。 ステップ2：ハリスと釣り針を結ぶ ハリスの先端に、釣り針を結びます。**「外掛け結び」**が一般的で、初心者にも簡単にできます。 ハリスを釣り針の輪に通し、針の軸に沿って数回巻きつけます。 巻き...