もう迷わない!釣り初心者向けのリールの使い方と選び方ガイド
「釣りを始めたいけど、リールの使い方が難しそう…」「種類がたくさんあって、どれを選べばいいかわからない」
釣り初心者にとって、リールは少し複雑な道具に感じられるかもしれません。しかし、リールの仕組みと正しい使い方を一度覚えてしまえば、釣りはもっと楽しく、そして簡単に感じられるはずです。
この記事では、釣りの種類に合わせて、リールの基本的な使い方から、自分にぴったりのリールを見つけるための選び方まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
1. 釣りの種類で決まる!代表的なリール3選
リールには、様々な種類がありますが、初心者の方がまず知っておきたい代表的なリールは以下の3つです。
スピニングリール
特徴: 糸を巻く部分(スプール)が固定されており、糸を引っ張って放出する仕組みです。
メリット: キャスティング(投げる動作)が簡単で、トラブルが少ないため、初心者の方に最もおすすめです。
向いている釣り: ルアーフィッシング、サビキ釣り、投げ釣りなど、様々な釣りに対応できます。
ベイトリール
特徴: スプールが回転して糸を放出する仕組みです。
メリット: 大型の魚とのやり取りに強く、ルアーをピンポイントに投げ込むことができます。
向いている釣り: バス釣り、ソルトルアーフィッシングなど。
両軸リール(電動リールなど)
特徴: 船釣りで使われることが多く、手巻きと電動アシストの両方があります。
メリット: 重い仕掛けを簡単に巻き上げることができ、深場の釣りや大物釣りに向いています。
向いている釣り: 船釣り、深海釣りなど。
2. 釣り場での準備:リールの使い方をマスターしよう
ここでは、初心者の方に最もおすすめなスピニングリールの基本的な使い方を解説します。
ステップ1:ライン(糸)をセットする
リールに新しいラインを巻く際は、糸をしっかりと張った状態で巻くのがポイントです。糸巻き機(ラインワインダー)があれば便利ですが、なければタオルなどを利用して、テンションをかけながら巻きましょう。
ステップ2:キャスティング(投げる)
ベールを起こす: スプールに付いている金属のレバー(ベール)を指で起こします。これで糸が自由に放出される状態になります。
指で糸をかける: 人差し指でラインを軽く引っ掛け、竿を振っても糸が動かないように固定します。
竿を振る: 竿をゆっくりと後ろに振り、投げたい方向に勢いよく振り下ろします。
指を離す: 竿を振り下ろす瞬間に、人差し指を離すと、仕掛けが飛んでいきます。
ステップ3:リーリング(巻き取る)
糸を巻き取る際は、ハンドルを回すだけです。ハンドルを回すと、ベールが自動的に戻り、糸が巻き取られます。
3. 選び方のポイント:自分にぴったりのリールを見つける
番手(サイズ)で選ぶ:
リールの大きさは、「番手」という番号で表されます。数字が小さいほど小型で、大きいほど大型になります。
初心者向け: 管理釣り場や防波堤での小物釣りなら、2000〜3000番がおすすめです。
大物狙い: 海での投げ釣りや大物狙いなら、4000番以上を選ぶと安心です。
ギア比で選ぶ:
ハンドルを1回転させたときに、スプールが何回転するかを表すのが「ギア比」です。
ハイギア: ギア比が高く、素早く糸を巻き取れます。手返しが重要なルアーフィッシングなどに適しています。
ノーマルギア: ギア比が低く、ゆっくりと力強く巻き取れます。大物とのやり取りや、重い仕掛けを使う釣りに向いています。
まとめ
リールは、釣りをより楽しく、快適にするための大切な道具です。
初心者には、扱いやすくトラブルの少ないスピニングリールがおすすめです。
正しいキャスティングとリーリングの方法をマスターしましょう。
釣りたい魚や釣り場に合わせて、番手やギア比を選ぶことが大切です。
これらのポイントを参考に、あなたにぴったりのリールを見つけて、釣りの世界を存分に楽しんでください。