初心者向け釣り竿の選び方|失敗しない基準とおすすめポイント


はじめに

「釣りを始めたいけど、竿の種類が多すぎて選べない…」
そんな悩みを抱える初心者はとても多いです。

釣り竿には対象魚や釣り方によってさまざまな種類があり、価格帯も数千円から数万円まで幅広く存在します。この記事では、初心者が失敗せずに釣り竿を選ぶための基準をわかりやすく解説し、最適な選び方をご紹介します。


釣り竿の基本構造を理解しよう

初心者がまず押さえておきたいのは、釣り竿の基本的な構造です。

  • 長さ(レングス):釣りやすさや飛距離に影響

  • 硬さ(パワー):魚の大きさや釣り方に合わせる

  • 素材:グラスファイバー(丈夫で安価)、カーボン(軽量で感度良し)

  • ガイドとリールシート:糸通りの良さやリール固定の安定感に関係

これらを知っておくだけで、釣具店で迷うことが少なくなります。


初心者におすすめの釣り竿タイプ

1. スピニングロッド

  • 扱いやすさNo.1

  • 投げやすく、トラブルが少ない

  • 小物釣りからルアー釣りまで幅広く対応

→ 初心者が最初に選ぶなら スピニングロッド一択 といっても過言ではありません。

2. 延べ竿(のべ竿)

  • リールを使わず、シンプルな竿と糸のみ

  • 川や池での小魚釣りに最適

  • 子どもや入門者でも使いやすい

3. セット竿(入門セット)

  • ロッド・リール・糸が一式揃っている

  • 価格もお手頃(3,000〜8,000円程度)

  • 「まずは体験したい」人におすすめ


釣り竿の長さの選び方

釣り場や対象魚によって最適な長さは変わります。

  • 2m前後:防波堤や管理釣り場での万能サイズ

  • 3〜4m:川や池でのウキ釣り、サビキ釣りに便利

  • 1.8m以下:ルアーフィッシングや狭い場所向け

初心者は 2m前後のスピニングロッド を選べば失敗が少ないです。


硬さ(パワー)の目安

ロッドには「UL(ウルトラライト)」「L(ライト)」「M(ミディアム)」「H(ヘビー)」など硬さの表記があります。

  • UL・L:小物釣りや軽いルアー向け

  • M:万能タイプ。初心者向け

  • H:大物や重い仕掛け用

→ 初心者は M(ミディアム)クラス を選ぶと幅広い釣りに対応できます。


価格帯の目安

  • 3,000〜5,000円:初心者向けの入門用セット

  • 7,000〜15,000円:品質と使いやすさのバランスが良い

  • 2万円以上:中級〜上級者向け

最初から高価な竿を買う必要はなく、5,000〜10,000円程度で十分楽しめます。


初心者が避けたほうがいい竿

  • 極端に長い竿(5m以上):扱いにくくトラブルが増える

  • 硬すぎる竿(H以上):初心者には重く感じやすい

  • 安すぎる竿(1,000円以下):折れやすく、逆に高くつく


おすすめの釣りスタイル別・竿の選び方

  1. 海釣り(堤防やサビキ釣り)
     → 2.4〜3.0mのスピニングロッド

  2. 川や池での小魚釣り
     → 3〜4mの延べ竿

  3. ルアーフィッシング(バス・トラウト)
     → 1.8〜2.1mのスピニングロッド(L〜Mクラス)


まとめ|初心者は「シンプル+万能タイプ」から始めよう

  • **スピニングロッド(2m前後・Mクラス)**が最も無難

  • 価格は 5,000〜10,000円前後 がコスパ良し

  • 釣りたい対象魚や場所に合わせて選ぶ

まずは扱いやすい竿で「釣る楽しさ」を体験し、徐々に自分に合ったスタイルを見つけていくのがおすすめです。

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