【釣果が変わる!】釣りの餌の正しい保存方法と種類ごとの使い分けを徹底解説!
「せっかく買った餌がすぐにダメになってしまう…」「冷凍した餌がベチャベチャになって使えない…」
釣りの準備ってワクワクしますよね。でも、餌の扱い方を間違えると、釣果に大きな差が出てしまうことをご存知ですか?
餌を新鮮な状態でキープすることは、魚にアピールする上で非常に重要です。また、魚の種類や釣りの状況に合わせて餌を使い分けることも、釣果アップの秘訣です。
この記事では、釣りの餌を長持ちさせる正しい保存方法と、種類ごとの特性を活かした使い分けのコツについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。
釣りの餌の保存方法:基本の3つのルール
どんな餌でも共通して言える、鮮度を保つための基本ルールは以下の3つです。
1. 適切な温度管理
餌の鮮度を保つ上で最も重要なのが温度です。生き餌の場合は、夏場は保冷剤を入れたクーラーボックス、冬場は極端な冷えを避けるために保温を意識しましょう。生き餌の種類によっては、寒さに弱いものもあるため、事前の確認が必要です。
2. 水分をコントロール
水分が多すぎると餌が傷みやすくなり、カビの原因にもなります。逆に乾燥しすぎると、生き餌は弱ってしまい、死んでしまいます。
冷凍保存の場合: 解凍時にドリップ(水分)が出ないように、事前に水分をよく拭き取ることが大切です。
生き餌の場合: 餌箱に溜まった水分はこまめに捨て、新聞紙やキッチンペーパーを敷いて湿度を調整しましょう。
3. 釣行後はすぐに処理
釣りが終わった後、残った餌をそのまま放置するのはNGです。すぐに冷凍または冷蔵し、次の釣行に備えましょう。特に、生きたまま持ち帰るのが難しい餌は、冷凍保存がおすすめです。
種類別!餌の保存方法と使い分けのコツ
ここからは、よく使われる餌の種類別に、具体的な保存方法と釣りの状況に応じた使い分け方を解説します。
1. アオイソメ・ゴカイなどの「虫餌」
保存方法: 餌箱にアオイソメ専用の砂や、湿らせた新聞紙を敷き、直射日光の当たらない涼しい場所で保存します。クーラーボックスに保冷剤と一緒に入れるのがおすすめです。冬場は逆に、室内で保管して寒さから守りましょう。
使い分け:
アオイソメ: カサゴ、メバル、キスなど様々な魚種に有効です。動きが活発なので、アピール力が高いのが特徴です。
ゴカイ: アオイソメよりも細く、投げ釣りのキスやハゼなどに使われます。
2. オキアミ・アミエビなどの「冷凍餌」
保存方法: 購入後すぐに冷凍庫へ入れます。一度解凍したものを再冷凍すると品質が著しく劣化するため、釣行分だけ小分けにして持っていくのがポイントです。
使い分け:
オキアミ: マダイ、クロダイ、グレなどフカセ釣りの主役となる餌です。撒き餌(コマセ)として魚を寄せるだけでなく、付け餌としても使われます。
アミエビ: アジやサバなどのサビキ釣りに使われる小型の餌です。集魚効果が高いため、撒き餌として使われることが多いです。
3. 魚の切り身などの「生餌」
保存方法: 塩で締めてから冷凍保存するのが一般的です。塩を振ることで、余分な水分が抜け、身が締まり、針に刺しやすくなります。
使い分け:
サバ、サンマの切り身: 太刀魚釣りや青物釣りに使われます。身がしっかりしているため、遠投にも適しています。
イワシ、キビナゴ: 生きたまま泳がせる「泳がせ釣り」の餌として使われます。ヒラメや根魚など、大物を狙うのに有効です。
まとめ
釣りの餌は、釣果を左右する重要な要素です。正しい保存方法で餌の鮮度を保ち、魚種や釣りの状況に応じて使い分けることで、釣りの楽しさは格段にアップします。
保存の基本: 温度管理、水分コントロール、釣行後の即時処理
虫餌: クーラーボックスで涼しく保存し、活性を維持。
冷凍餌: 小分けにして持ち運び、一度解凍したものは再冷凍しない。
生餌: 塩締めしてから冷凍し、針持ちを良くする。
これらのコツをマスターして、次の釣行で大物を狙ってみませんか?