🔨初心者でも安心!簡単すぎる壁面収納の作り方
壁面収納のDIYは、大掛かりな作業や複雑な工具は不要です。身近なアイテムを使って、すぐに試せるアイデアを3つご紹介します。
1. 賃貸でもOK!突っ張り棒を使った棚DIY
突っ張り棒は、壁に穴を開けずに収納スペースを確保できる、賃貸物件でも大活躍の定番アイテムです。
基本の作り方(棚):
収納を作りたい場所に突っ張り棒を2本、平行になるようにしっかりと突っ張らせます。
その上に、100均の木製板やすのこ板、ワイヤーネットなどを乗せれば、簡単に棚が完成します。
おしゃれにするコツ:
棚板にリメイクシートを貼ったり、水性塗料で色を塗ったりすると、一気におしゃれな雰囲気に変わります。
手前に細い板をボンドで接着して**「前板」を付ければ、突っ張り棒が見えなくなり、より本格的なウォールシェルフ**のように見えます。
用途: トイレの上部スペース、洗濯機周り、収納庫やクローゼットの中のデッドスペースなど、狭い空間の活用に最適です。
2. 見せる・吊るすに最適!有孔ボード(パンチングボード)
等間隔に穴が開いている有孔ボード(ゆうこうボード)は、フックを差し込むだけでレイアウトを自由に変えられる、DIYの定番アイテムです。
壁への取り付け方(初心者・賃貸向け):
方法A(壁を傷つけない):
床と天井の間に突っ張り式の柱(例:2×4材と専用の突っ張り金具)を設置し、その柱に有孔ボードをビスや紐で固定します。壁には一切穴を開けません。
方法B(穴が目立たない):
石膏ボード用の専用ピンや、ホッチキスで固定できる専用の留め具を使って壁に設置します。これなら、外した後の穴が小さく、賃貸でも目立ちにくいです。
使い方:
専用の有孔ボード用フックや、小さな棚板を穴に差し込み、鍵、時計、アクセサリー、工具などを吊るして収納します。
フックの配置を自由に変えられるため、収納するものが変わっても柔軟に対応できます。
3. 簡単設置の本格派!市販のウォールシェルフキット
**「DIYは苦手だけど、しっかりした棚が欲しい」**という方には、石膏ボード壁用の棚セットや金具を活用する方法がおすすめです。
特徴:
棚板、棚受け、固定用ピンがセットになっており、ドライバー1本やコインがあれば簡単に取り付けられます。
壁への固定に細いピンを使うため、抜いた後の穴が目立たず、賃貸でも比較的使いやすいです。
アレンジ:
棚受け金具はキットのものを使っても、棚板だけを好みの木材(例:ホームセンターでカットしてもらった杉板など)に変えて、ウッドワックスで仕上げるだけで、ぐっと本格的でおしゃれなウォールシェルフになります。
用途: 玄関やリビングで小物をディスプレイしたり、キッチンでスパイスラックとして使ったりするのに便利です。
⚠️DIYを始める前のチェックポイント
下地の確認: 壁にネジやピンを打つ場合、壁の裏にある柱や下地の位置を確認しましょう。下地がない石膏ボードに重いものを固定すると、落下のリスクがあります。下地センサー(壁裏センサー)を使うと簡単に確認できます。
耐荷重: 突っ張り棒やピン止めの金具には、それぞれ耐荷重が設定されています。収納したい物の重さを考慮し、必ず守って設置してください。
賃貸のルール: 賃貸物件の場合は、退去時の原状回復のルールを必ず確認しましょう。画鋲よりも穴が小さいピンや、突っ張り式のアイテムを選ぶのが基本です。
これらの簡単なDIYから、ぜひあなたの部屋にぴったりの壁面収納を作ってみてください。