玄関の悩みを解決!DIYで叶えるおしゃれで機能的な「玄関収納」アイデア集
「家の顔」である玄関は、靴や傘、小物などで散らかりやすく、収納スペースの不足に悩む方も多いのではないでしょうか。特に狭い玄関や賃貸住宅では、既製品の収納家具を置くのが難しいこともありますよね。
そんなお悩みを一挙に解決するのがDIY収納です!壁面やデッドスペースを最大限に活用し、使い勝手も見た目も格段にアップする、機能的でオリジナルな玄関収納アイデアを厳選してご紹介します。
第1章:賃貸でもOK!壁面を活かす「浮かせる&吊るす」収納
玄関の収納力を手軽にアップさせるには、床置きせずに**「壁面」や「扉裏」**のデッドスペースを徹底的に活用するのがポイントです。
1-1. 突っ張り棒&有孔ボードで作る「壁面ミニロッカー」
壁に大きな穴を開けられない賃貸住宅でも、**「突っ張り棒」や「ディアウォール」「ラブリコ」**といったアジャスターを使えば、簡単に柱や棚を作れます。
突っ張り棒+簡易棚: 玄関のちょっとした隙間に突っ張り棒を2本渡し、その上に軽量の板(ヒノキ材など)を乗せるだけで、おしゃれな簡易棚が完成します。消臭スプレーや折りたたみ傘など、細々とした物を置くのに最適です。
有孔ボード(パンチングボード)の活用: ディアウォールなどで作った柱に有孔ボードを取り付ければ、フックを好きな位置に差し込んで使える**「壁面収納」**が完成します。
身支度品を集中収納: 帽子、鍵、マスク、靴べらなどを一箇所に集約し、外出前の動線をスムーズにします。
アレンジ自在: フックだけでなく、小さなシェルフを取り付ければ、季節のグリーンや小物で**「見せる収納」**も楽しめます。
1-2. 玄関ドア・下駄箱扉の「マグネット&フック」活用術
玄関ドアの多くはスチール製でマグネットが付きます。また、下駄箱の扉裏も忘れがちな収納スペースです。
ドアに吊るす: 強力マグネットフックをドアに貼り付け、鍵やエコバッグ、一時的に使うマスクなどを吊るします。出かける直前にサッと取れる「定位置」を作ることで、忘れ物防止に役立ちます。
扉裏の小物収納: 100円ショップの粘着フックやワイヤーネットを下駄箱の扉裏に貼り付け、靴のメンテナンス用品や印鑑、靴下のストックなどを収納します。扉を閉めれば生活感が隠れるため、玄関がすっきり見えます。
第2章:サイズぴったりを実現!靴の収納力アップDIY
既製品ではサイズが合わない狭い玄関でも、DIYなら空間に合わせた**「スリムなシューズラック」や「デッドスペース活用棚」**が作れます。
2-1. 玄関幅に合わせた「スリム可動棚」の作り方
市販品でぴったりサイズの棚を見つけるのは至難の業です。玄関の壁の幅や奥行きに合わせて、可動棚をDIYしましょう。
支柱(チャンネルサポート)の取り付け: 壁に垂直な**支柱(チャンネルサポート)**を取り付けます(賃貸の場合はディアウォールで柱を立ててから)。
棚受け&棚板の設置: 棚受け金具を支柱にセットし、パイン集成材などの板を乗せれば完成です。
最大のメリット「可動式」: 棚の高さを自由に変えられるため、ブーツや長靴、子どもの靴など、収納する靴のサイズに合わせて段の間隔を調整でき、無駄なスペースを一切作りません。
2-2. 下駄箱下の「隙間ワゴン」DIY
既存の下駄箱の下のデッドスペースは、意外と奥行きがあることが多い場所です。
キャスター付きワゴン: 隙間にぴったり収まるサイズの板で箱を作り、底にキャスターを付けます。
収納例: 頻繁に履くサンダル、汚れた長靴、外遊び用のおもちゃ、靴のケア用品などをまとめて収納。引き出して使えるため、掃除や整理整頓も楽になります。
第3章:DIY収納をおしゃれに見せる「3つのコツ」
せっかくDIYで作った収納も、ごちゃついていては台無しです。機能性だけでなく、おしゃれな**「見せる収納」**にするための工夫をプラスしましょう。
3-1. 収納用品を「統一」し「隠す」
ボックスの統一感: 靴箱の上や棚に置く小物は、**色や素材を統一したボックス(例:ラタン調カゴ、シンプルなファイルボックス)**に入れます。色や形がバラバラな小物を隠すだけで、一気に整頓された印象になります。
ラベリングの活用: 中に何が入っているか分かるように、ボックスの外側にシンプルでおしゃれなフォントでラベリングを施すと、実用性もデザイン性もアップします。
3-2. 木材の「色」と「質感」にこだわる
DIYの基本素材である木材は、玄関の印象を大きく左右します。
ワックス仕上げ: 木材にブライワックスなどのワックスを塗布すると、手軽に深みのあるヴィンテージ風やカフェ風の風合いが出せます。
ホワイトで明るく: 狭い玄関には、白くペイントした木材を使うと、空間が広く、明るく見える**「膨張効果」**が期待できます。
3-3. 鏡を設置して「空間の広がり」を演出
DIYで作った棚の側面や、玄関の壁に大きめの鏡を設置すると、光を反射して空間に奥行きが生まれ、玄関全体を広く見せる効果があります。外出前の身だしなみチェックにも役立つ、一石二鳥のアイデアです。
DIYで世界に一つだけの、使いやすく美しい玄関収納を実現し、毎日気持ちよく「いってきます」「ただいま」を言える空間を手に入れましょう!