メキシコの物価は高い?安い?旅行や移住前に知りたい生活コストのリアル


「メキシコは物価が安いから、贅沢な暮らしができるはず!」

そんなイメージを持って渡航を計画していませんか?かつては「激安」の代名詞だったメキシコですが、近年の経済成長や為替の影響で、その実情は大きく変わりつつあります。

せっかくの旅行や長期滞在で、「思っていたよりお金がかかってしまった…」と後悔したくないですよね。

この記事では、メキシコの最新の物価事情を、食費・宿泊費・交通費などのカテゴリー別に詳しく解説します。観光で訪れる方はもちろん、ノマドワークや移住を検討している方にも役立つ、具体的で実践的な節約術もお届けします。

この記事を読めば、今のメキシコで賢く、かつ快適に過ごすための予算感がしっかりと掴めるはずです。


1. メキシコの物価は今どうなっている?日本と比較した現状

結論からお伝えすると、メキシコの物価は**「日本よりは少し安いが、場所やライフスタイルによっては日本以上にコストがかかる」**というのがリアルな現状です。

特に近年は、メキシコ国内のインフレや通貨価値の変動により、生活費の格差が広がっています。以前のような「何でも日本の半額」という感覚で訪れると、少し驚くかもしれません。

都市によって異なる物価の差

メキシコは、滞在するエリアによってコストが劇的に変わります。

  • 物価が高いエリア: カンクンやロス・カボスといった世界的リゾート地、首都メキシコシティの高級住宅街(ポランコ地区など)。

  • 物価が安定しているエリア: オアハカやグアナファト、サン・クリストバル・デ・ラス・カサスなどの地方都市。

リゾート地では、レストランの食費やサービス料がアメリカ並みの価格設定になっていることも珍しくありません。


2. カテゴリー別に見る!メキシコの生活費・滞在費

具体的な支出の目安を項目ごとに見ていきましょう。

食費:屋台とレストランの使い分けがカギ

メキシコで最も節約しやすいのが「食」の部分です。

  • 屋台(タコスなど): タコス1つで約15〜30ペソ。3〜4個食べても数百円で収まります。現地の労働者に混じって食べるストリートフードは、安くて非常に美味しいです。

  • ローカル食堂(Cocina Económica): 「定食」のようなスタイルで、スープ、メイン、飲み物がセットになって100〜150ペソ程度。栄養バランスも良く、日常使いに最適です。

  • 観光地のレストラン: メイン料理とドリンクで1人あたり400〜800ペソ以上することも。日本の中級〜高級レストランと同等、あるいはそれ以上の価格になる場合があります。

宿泊費:選択肢は幅広い

  • ホステル・安宿: ドミトリーなら1泊2,000円〜3,000円程度。

  • 中級ホテル・Airbnb: 1泊8,000円〜15,000円。キッチン付きのAirbnbを選べば、自炊をして食費を抑えることが可能です。

  • 高級リゾート: 1泊3万円〜10万円以上。特にオールインクルーシブのホテルは、贅沢を極めたい場合に選ばれます。

交通費:公共交通機関は驚くほど安い

  • 地下鉄・路線バス: メキシコシティの地下鉄は一律数ペソと、世界的に見ても格安です。

  • 長距離バス(ADOなど): 設備が非常に豪華な一等バスが走っており、移動手段として非常に優秀です。

  • 配車アプリ(Uberなど): 治安の面からも推奨されます。日本よりは安価ですが、需要が高い時間帯は価格が跳ね上がるため注意が必要です。


3. 賢く予算を抑える!メキシコ滞在の節約術

物価上昇に負けず、予算内で楽しむための具体的なテクニックを紹介します。

市場(メルカド)をフル活用する

スーパーマーケットも便利ですが、現地の「メルカド(市場)」は新鮮な野菜や果物が驚くほど安く手に入ります。自炊派の方はもちろん、中にある食堂(フォンダ)を利用すれば、安くてボリューム満点の食事が楽しめます。

早割やオンライン予約を駆使する

長距離バスや国内線の航空券は、当日購入よりも数週間前にオンラインで予約するほうが圧倒的に安くなります。特にバスの「ADO」などは、公式サイトで早割プロモーションを行っていることが多いのでチェック必須です。

観光パスや無料開放日を狙う

メキシコの一部の国立美術館や博物館は、日曜日にメキシコ在住者が無料になる影響で混雑しますが、平日でも比較的リーズナブルな入場料で設定されています。事前に各施設の公式サイトで料金体系を確認しておきましょう。


4. 知っておきたい!支出を左右する意外なポイント

サービスに対する「チップ(プロピナ)」

メキシコはチップ文化が根付いています。レストランでは合計金額の10%〜15%程度を上乗せして支払うのがマナーです。このチップ代を計算に入れておかないと、予算がじわじわと削られることになります。

スーパーのレジでの習慣

スーパーで袋詰めをしてくれる年配の方や子供たちに対しても、少額のチップ(数ペソ程度)を渡すのが一般的です。

飲料水は必ず購入する

メキシコの水道水は飲めません。大きなガロンボトルで購入すれば安上がりですが、外出先でこまめにペットボトルを買うと意外と出費がかさみます。


5. まとめ:しっかり準備して快適なメキシコ滞在を

現在のメキシコは、かつての「激安国」から「賢く選択すれば安く済む国」へと変化しています。

  • ローカルな文化に飛び込めば、日本よりもはるかに安く豊かな体験ができる。

  • 一方で、観光客向けのサービスばかりを利用すると、日本以上の出費になる。

このメリハリを意識するだけで、予算を最大限に活かした素晴らしい滞在になるはずです。活気あふれる市場の喧騒や、美しい歴史的街並みを楽しみながら、あなたらしいメキシコ時間を過ごしてくださいね。