韓国のパン屋巡りを120%楽しむ!トレンドから定番、外さない名店選びのコツ


韓国旅行の楽しみといえば、ショッピングやK-POP、グルメが定番ですが、今や「パン屋巡り(パンジップ・スヌレ)」は外せないメインイベントです。

「韓国まで行ってパン?」と思うかもしれませんが、今の韓国のパン文化は驚くほど進化しています。写真映えする独創的なビジュアルはもちろん、素材にこだわった本格的な味、そして渡韓の思い出になる洗練された空間デザイン。現地の人々が行列を作る人気店には、それだけの理由があります。

この記事では、韓国のパン屋の最新トレンドから、絶対に食べておきたい種類、そして効率よく名店を回るための具体的な対策まで、詳しく解説します。


なぜ今、韓国のパン屋が熱いのか?

韓国のカフェ文化は、単にコーヒーを飲む場所から「特別な体験をする空間」へと進化しました。その中心にあるのが、店内で焼き上げられる香り高いパンです。

かつては甘い菓子パンや惣菜パンが主流でしたが、現在は「塩パン(ソグムパン)」や「ベーグル」、「天然酵母のハード系パン」など、シンプルながらも素材の味が際立つパンが爆発的な人気を博しています。

特に、歴史的な建物をリノベーションした店舗や、まるで美術館のようなモダンなベーカリーは、視覚と味覚の両方を満たしてくれます。こうした背景から、韓国は今やアジア屈指の「ベーカリー激戦区」となっているのです。

押さえておきたい韓国パン屋の4大トレンド

韓国で今、どのようなパンが注目されているのかを知っておくと、お店選びがぐっと楽しくなります。

1. 進化系ベーグルの熱狂

現在、ソウルを中心に最も勢いがあるのがベーグルです。従来の硬くて重いイメージを覆す、もちもちとした食感の「ソフトベーグル」が主流。プレーンだけでなく、ポテトチーズやネギ、チョコレート、さらにはフルーツをサンドしたものまで、その種類は驚くほど豊富です。

2. 塩パン(ソグムパン)の多様化

日本発祥の塩パンですが、韓国では独自の進化を遂げています。外はカリッと、中はバターの風味たっぷりでじゅわっとした食感。さらに、塩パンに明太子を乗せたり、クリームを詰めたりといったアレンジメニューも人気です。

3. K-デザートパンの華やかさ

クロワッサンとワッフルを掛け合わせた「クロッフル」に続き、最近ではデニッシュ生地を丸く焼き上げた「ニューヨークロール」など、見た目が華やかなデザートパンが次々と登場しています。これらはSNSでの拡散力も高く、お土産としても喜ばれます。

4. 健康志向の「ヴィーガン&天然酵母」

健康や美容への意識が高い韓国では、卵・乳製品・小麦を一切使わないヴィーガンベーカリーや、長時間発酵させた体に優しい天然酵母パンを扱う専門店も急増しています。

失敗しないためのエリア別・有名ベーカリー攻略法

韓国のパン屋巡りをするなら、エリアを絞って動くのが効率的です。代表的な激戦区をチェックしておきましょう。

聖水洞(ソンスドン):感性の最先端

「ソウルのブルックリン」と呼ばれる聖水洞は、古い工場を改装したおしゃれなベーカリーカフェが密集しています。ここでは、インダストリアルな雰囲気の中で、職人こだわりのハードパンや独創的なペストリーを楽しむことができます。

延南洞(ヨンナムドン):隠れ家的な名店探し

弘大(ホンデ)の隣に位置する延南洞は、路地裏に小さな実力派パン屋が点在しています。特にヨーロッパスタイルの本格派ベーカリーが多く、パン好きがこぞって訪れるエリアです。

安国(アングク):伝統と現代の融合

韓屋(ハノク)と呼ばれる伝統家屋を再解釈したベーカリーが多く、観光気分を味わいながら絶品パンを堪能できます。特に早朝から営業している店もあり、朝食として利用するのもおすすめです。

効率よく人気店を巡るための具体的な対策

せっかくの人気店でも、売り切れや大行列で諦めるのはもったいないですよね。スムーズに楽しむためのポイントをまとめました。

ウェイティングシステムの活用

韓国の人気店では、店頭の端末に電話番号を入力して順番を待つシステムが一般的です。海外旅行者でも利用できる場合が多いですが、待ち時間を短縮したいなら、オープン直後や平日の午後を狙うのが鉄則です。

持ち帰り(ポジャン)という選択肢

店内のカフェスペースが満席でも、テイクアウトならすぐに購入できることが多いです。ホテルに戻ってゆっくり食べたり、近くの公園でピクニック気分を味わうのも素敵な選択肢です。

トレーとトングのルール

韓国のパン屋の多くは、入り口に置かれたトレーとトングを持って、自分で好きなパンを選ぶセルフスタイルです。レジでカット(スライス)をお願いできるお店もあるので、ハードパンを購入する際は「カットをお願いします(チャルラ・ジュセヨ)」と伝えてみましょう。

持ち帰りたい!お土産に最適なパンの選び方

自分用や友人へのギフトとしてパンを持ち帰る際、気になるのは鮮度と形崩れです。

  • 焼き菓子系: フィナンシェやマドレーヌ、クッキーなどは比較的日持ちし、形も崩れにくいためお土産に最適です。

  • ハードパン: バゲットやカンパーニュは、帰国後に軽くトーストすれば本来の美味しさが復活します。

  • 注意点: 生クリームやフルーツを使ったパンは、当日のうちに消費するのが基本です。夏場は特に衛生面に注意しましょう。

まとめ:あなたの知らない韓国パンの世界へ

韓国のパン屋は、単なる食事の場所ではなく、最新のトレンドや文化を肌で感じられるスポットです。こだわりの小麦の香り、バターの芳醇な風味、そして驚きのあるデザイン。一度その魅力に触れれば、次回の韓国旅行でも必ずパン屋を検索してしまうはずです。

次回の渡韓では、ぜひお気に入りの一軒を見つけて、贅沢な「パン時間」を過ごしてみてください。


韓国のパン屋巡りをさらに充実させるヒント

  • 営業時間の確認: 月曜や火曜が定休日の店が意外と多いため、事前の確認が必須です。

  • SNSの活用: リアルタイムの在庫状況や限定メニューの告知は、店舗の公式SNSで行われることが多いです。

  • ドリンクとのペアリング: 韓国のパン屋はコーヒーにも力を入れている店がほとんど。その店自慢のシグニチャーコーヒーと一緒に味わうことで、パンの美味しさがより一層引き立ちます。

韓国のパン文化は、訪れるたびに新しい発見があります。定番の観光地にプラスして、自分だけの「お宝ベーカリー」を探す旅に出かけてみませんか?